2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和史 1926-1945/戦後篇 1945-1989

半藤一利著 平凡社 10/22-31 この2冊を通じてひとつ筋の通った 昭和という時代の姿が浮かんできた。 その中でも、この時代が昭和天皇抜きに しては語れないものであることを 強く感じた。昭和史-1945 (平凡社ライブラリー)作者: 半藤一利出版社/メーカー: …

マルクスは生きている

不破哲三著 平凡社新書 10/19-21 マルクスがどのような思想家で あったかについては、教科書の キーワード的な知識しか今まで 無かったのだが、現代の諸現象 と照らし合わせることで、彼の 思想の深さに触れることができた。 バブルについての考察は 特に秀…

トヨタが消える日−利益2兆円企業 貪欲生産主義の末路

鬼塚英昭著 成甲書房 10/15-16 トヨタ赤字転落報道の頃の公開ニュースソース を丹念に紡いだトヨタ論。 ”トヨタ経営陣の戦略ミス”と”トヨタ生産方式”とは 分けて考えるべきだと考えるが、両者をひとくくりに して論陣を張っているのはいかがなものかと思う。…

目立つ力−インターネットで人生を変える方法

勝間和代著 小学館 10/13-14 手段としてのブログ活用法指南書。 戦略的なブログ運営なんて 考えたこともなかったので 参考になった。目立つ力 (小学館101新書 49)作者: 勝間和代出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/10/01メディア: 単行本購入: 4人 クリッ…

経済は感情で動く−はじめての行動経済学

マッテオ・モッテルリーニ著 泉典子訳 紀伊国屋書店 10/5-9 経済学で規定するホモ・エコノミクス的でない 行動を我々がなぜとってしまうかについて、 最近あきらかになってきた事象を 脳科学とからめて述べている。 ”合理的”な判断をしようとしたときに なぜ…

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか−人間の出会いが生み出す「最高のアート」

田坂広志著 PHP研究所 10/4 マネージャーのあるべき心の持ちようを ストレートに著者の言葉で語りかける。 今までの仕事での場面が数々思い浮かび 深く染み入った。 まだまだ道半ばであると深く感じ入る。なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の…

プリンシプルのない日本

白洲次郎著 新潮社 9/28-10/1 氏が散発的に発表した文章を つづった本。 50年以上前に書かれた内容とは 思えないほど、現代に通じるものが あった。プリンシプルのない日本 (新潮文庫)作者: 白洲次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: 文…